大浦みかんミカン狩りが約20年ぶりに復活 「ふるるファーム」企画、瀬崎の6農園が協力【舞鶴】

大浦みかんミカン狩りが約20年ぶりに復活 「ふるるファーム」企画、瀬崎の6農園が協力【舞鶴】

投稿日時:2007年11月24日

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【舞鶴】

温州ミカンの最北限地とされる大浦みかんのミカン狩りが、約20年ぶりに復活した。個々のミカン農家で知人らを受け入れてきたが、市農業公園「ふるるファーム」が瀬崎の生産農家6人の協力を得て企画、広く市民にミカン園での収穫体験を呼びかけることにした。農家の高齢化と後継者不足に悩む地域の活性化につながればと関係者は期待する。  瀬崎や千歳などでのミカン栽培は、江戸時代の古文書にも記録がある。厳しい気候の中で育ったミカンは味が濃く、甘味と酸味のバランスもいい。府などの営農の勧めもあり昭和40年代ごろから農家が増えたが、約20年前に生産組合は解散。発電所建設前は面積53ヘクタールで45戸が栽培していたが、その後生産量はピーク時の3分の1。多くの農家が産直や得意先へ向け販売する。  ミカン狩りは組合で実施していたが、解散後は個人で知人を受け入れる程度だった。そこで地元特産品で地域振興をと、同ファームが一括して受け付けを開始。初日の11月17日は約30人が若狭湾を望める農園を訪れた。福知山から家族で来た大正小学校3年の柴田夏希君は「とても風景がきれいでミカンも甘くておいしい」と、たわわに実ったミカンを収穫した。  農業法人ふるる代表の秋安俊豪さんは「ミカン山から海が見える風景を市民にも知ってほしい。多くの人の来園で農家にも元気になってもらえれば」と話す。農家の高齢化などで人手が不足しているため、収穫ボランティアも募っており、すでに約10人の申し込みもある。  ミカン狩りは午前10時~午後3時。入園料は中学生以上700円、小学生500円、幼児無料。収穫した分は1キロ250円で持ち帰れる。12月中旬まで。
【問い合わせ】電話68・0233、同ファーム。

写真=若狭湾の見える農園でミカンを収穫する子供たち

【舞鶴】