夏休み期間中に交流、初のデイサービス事業 舞鶴聴覚障害児支援ネットワーク「でこぼこクラブ」【舞鶴】

夏休み期間中に交流、初のデイサービス事業 舞鶴聴覚障害児支援ネットワーク「でこぼこクラブ」【舞鶴】

投稿日時:2010年8月31日

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 市民有志でつくる舞鶴聴覚障害児支援ネットワーク(内藤道子代表、10人)が、7、8月の夏休み期間中、聴覚に障害をもつ府北部在住の子供たちを対象に、同じ耳の聞こえにくい大人たちやボランティアと地域で交流を深めてもらおうと、デイサービス事業「でこぼこクラブ」を初めて実施した。学校の長期休業中に自宅で孤立しないよう支援するため、ろう学校を卒業した先輩たちが体験を話したり、レクリエーション活動を一緒に楽しんだ。  府北部には70人を超える聴覚障害児がおり、市内にはろう学校舞鶴分校の幼稚部と小学部が開設され、子供たちが学んでいる。夏休みの長期休業中は自宅で過ごすことが多くなるが、外で友達と遊ぶ機会をつくるほか、地域の大人たちと触れ合う社会参加の支援が課題になっていた。また、成人の聴覚障害者も同じ障害を持つ子供たちとの交流を願っていた。  そのため、ろう学校の退職・現役教員、聴覚障害者協会会員、手話と要約筆記サークルのメンバー、市聴覚言語障害者支援センター職員らで「舞鶴聴覚障害児支援ネットワーク」を今春立ち上げ、ボランティアでデイサービス事業の準備を進めてきた。  活動は余部下の同支援センターを会場に、7~8月の4回を計画。大雨で中止になった日を除いて3回実施し、毎回舞鶴と宮津、綾部在住の聴覚障害の小学生とその兄弟の十人前後が参加した。学習のサポートを受けたほか、創作活動、先輩のろうあ者から学校生活やその後の仕事の体験談を聞くなどした。市の活動助成金も受けた。  舞鶴分校小学部3年の男子児童は「卒業生の話も聴くことができよかった」と話していた。ネットワーク事務局の林悦雄さんは「回を重ねるうちに子供たちの顔も生き生きとしてくるようになり、先輩たちと交流することで自信を持てたのでは。地域でこうした活動ができたことはうれしい。今後も子供たちのサポートを続けたい」とする。  冬休みには2回実施する予定。
【問い合わせ】電話64・3911、同支援センター内の木村さん
写真=レクリエーションを楽しむ子どもと大人たち