城南陸上部長柄選手 応援受け懸命に完走 市中学総体陸上競技男子車いす30メートル走【舞鶴】 

城南陸上部長柄選手 応援受け懸命に完走 市中学総体陸上競技男子車いす30メートル走【舞鶴】 

投稿日時:2015年6月16日

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白屋の舞鶴高専グラウンドで6月6日、第67回舞鶴市中学校総合体育大会陸上競技大会が開かれ、オープン種目の男子車いす30メートルに、城南中陸上部の2年長柄智也選手(13)が出場した。公式戦は昨年秋の新人戦に続いて2戦目。部員たちの応援を受け、懸命に完走した。
 長柄選手は先天性横隔膜ヘルニアで生後すぐに大手術を受け、8カ月までに6回の手術を乗り越えた。肢体不自由と知的障害が残り、栄養を鼻から補給する医療的ケアを必要とする。地域の学校に通わせたいとの両親の願いで、中筋小でたくさんの友達ができた。
 城南中入学後は陸上部に入り、部員との交流も重ね試合の見学もしている。多くの陸上選手を育てた秋原栄人校長のアドバイスを受け、自らも車いすでの競技の練習に取り組み、昨年は小中高生らの記録会などに出場した。
 今回はグラウンドの状態が悪いため、体育館前に特設コースをつくって、昨年の新人戦より10メートル長い30メートルに挑戦。部員たちの声援を受けながら、一生懸命に車いすを押し、46秒8でゴールした。レース後、長柄選手は秋原校長に「先生、ありがとうございました」と述べた。
 秋原校長は「昨年から比べると逞しくなり力強く漕げるようになった。きょうは多くの人の応援の中、少し緊張していたようだが、持てる精一杯の力を出せたと思う」と見守っていた。

写真=声援を受けて車いすを押す長柄選手