地域の心のよりどころに 行永の大雲寺 新本堂など完成【舞鶴】

地域の心のよりどころに 行永の大雲寺 新本堂など完成【舞鶴】

投稿日時:2012年7月13日

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 舞鶴市行永の大雲寺(菅野憲司住職)の新しい本堂などが完成し、7月7、8日、見学会が開かれた。地域の住民たちが真新しくなった本堂に入り、参拝して完成を祝った。  大雲寺の前身は怡雲庵(いうんあん)と呼ばれ、1537(天文6)年に建立、その20年後に現在地に移された。旧本堂は1626(寛永3)年、1815(文化12)年にも再建されている。明治時代には戸長役場と行永校が同庵内に設置された。  本堂の屋根の傷みが激しく手狭になっていたことから、前住職の祥典氏が建て替えを願いながら7年前に急逝し、檀家たちがその遺志を受け2008年に建立委員会を発足。2年後に本堂などの解体に着手し、本堂や納骨堂、庫裏などが完成した。  本尊が安置された内陣や、1856(安政3)年に作られ、今回修復された開山像が置かれた位牌堂などを、参拝者たちが見て回った。建立委員会の高橋照委員長は「皆さんのご寄進によって完成したことに感謝申し上げます。檀家の人たちはもちろん、地域の誰もがいつでも安心して立ち寄り、心の平安が得られる場所になることを願っています」と話している。

写真=新しくなった大雲寺本堂