命の神秘伝えたい 特別支援学校教諭と生徒の交流通し ドキュメンタリー映画 「1/4の奇跡」上映会、主婦・入江監督の講演も 12月11日、商工観光センターで【舞鶴】

命の神秘伝えたい 特別支援学校教諭と生徒の交流通し ドキュメンタリー映画 「1/4の奇跡」上映会、主婦・入江監督の講演も 12月11日、商工観光センターで【舞鶴】

投稿日時:2010年12月7日

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石川県の特別支援学校(養護学校)の教諭と障害を持つ子供たちとの交流を通して、命の神秘を描いたドキュメンタリー映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」の上映会が、11日午後2時から浜の商工観光センターで開かれる。映画を観た市内の夫妻が、人生の困難や障害を宝に変えるメッセージに心を打たれ、舞鶴での上映を企画した。普通の主婦ながら撮影に取り組んだ入江富美子監督の講演もある。  「一人一人が違っていていい。みんなが必要な存在」と生徒たちに話す山元加津子教諭が、難病の多発性硬化症を持つ生徒の笹田雪絵さんと「それを世界中の人に伝えてほしい」と交わした約束を果たそうと、笹田さんが亡くなった後も各地で講演活動を続けている。そんな山元さんを2児の母である入江さんが、映画の知識も資金もない中で撮影を始めた。  2007年に完成後、全て自主上映の形で全国で600カ所以上、そして海外でもその輪が広がっている。今年6月の神戸市内での上映会に、倉谷の会社社長の濱田弘さん(47)と妻の琴江さん(43)が参加、見終わった後すぐさま舞鶴での上映を決意し、友人らの協力も得て準備に取り組んでいる。  映画は、山元さんが障害を持つ子供たちの言葉を色で見たり、一目見たことを全て記憶する力に接し、古代インカ文明の人々が病気や障害を持つ人をとても大切な存在とし、自然の声を聞いた不思議な力を持つことに、生徒たちとの共通点を感じたことなど、考古学者や科学者たちとの話を交えながら、病気や障害にも意味があり、一人一人がかけがえのない存在と描く。  濱田弘さんは「映画を観るまでは障害者への認識がずれていたと気づかされました。全ての人がありのままの自分を愛し、入江監督のように目標を持って進めば夢がかなうということが映画から伝われば」と来場を呼びかけている。上映の後に講演がある。  チケットは前売り一般1,000円、学生500円、当日は各500円増し。障害者手帳を所持する人は500円、小学生以下は無料。同観光センターなどで販売中。
【問い合わせ】電話090・8657・6480、榎木さん
写真=「一人一人が大切な存在」と生徒と接する山元加津子教諭(映画「1/4の奇跡」より)