加佐の新たな名物に ドジョウ養殖、出荷も始める 佐藤さん、小俣の田んぼで 台風被害で苦労した除草対策から始まる【舞鶴】

加佐の新たな名物に ドジョウ養殖、出荷も始める 佐藤さん、小俣の田んぼで 台風被害で苦労した除草対策から始まる【舞鶴】

投稿日時:2011年6月10日

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写真左=ドジョウを飼う田んぼと佐藤さん
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写真右=どんどん増え出したドジョウ

今田の会社員、佐藤義明さん(58)が、舞鶴市小俣の休耕田の除草対策にとドジョウの養殖に取り組み、2年目の今年から出荷も始めている。水を張って池のようになった田には、多数のドジョウが繁殖する。市内の料理店など出荷先はまだ少ないが、今後徐々に広げていきたいとする。加佐の新たな名物になればと期待を膨らませている。  佐藤さんは出身地の小俣に田んぼを所有する。2004年加佐地区に大きな被害をもたらした台風23号によって、田んぼに岩や土砂が流れ込み、耕作できなくなった。そのまま放置していると草が繁茂し、草刈り作業に苦労していた。  荒れた休耕田でドジョウを飼って草の対策をしている記事を読み、試してみることにした。京丹後市のドジョウ養殖業者から約130匹を分けてもらい、昨年春に田を一度起こしドジョウを放したところ、水草が少し生える程度に草を抑えることに成功。  鳥よけに水面の上に糸を張り、週1回、牛糞や鶏糞肥料をまくとミジンコが増え、それをエサに成長する。飼育の手間をかけなくても元々繁殖力が強いため一気に増えだした。昨年秋から田んぼを増やして4枚にし、出荷することも考えだした。  2年目の今年は大きなもので15センチにもなり、5月に市内の料理店に初出荷。その後も口コミで知った個人にも販売している。オスは数が少ないためメスだけを出荷する。  佐藤さんは「最初は出荷なんて考えもしなかった。えさだけやっておけばどんどん増えてきた。泥抜きさえすればくせのない味で、天ぷらやフライ、バター焼きなどで食べられます。これから販路を開拓したい」と話している。  出荷シーズンは11月ごろまで。販売価格は100グラムで500円を予定している。

問い合わせは午後6時以降に佐藤さん(電話090・3826・8072)へ。