凧が届けた、夏空の音。 カイト・オーケストラ展示会 赤れんが4号棟で9月1日まで【舞鶴】

凧が届けた、夏空の音。 カイト・オーケストラ展示会 赤れんが4号棟で9月1日まで【舞鶴】

投稿日時:2013年8月9日

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 手作りの凧(カイト)を揚げ、凧糸にマイクを付けて夏空の音を聞く音楽ワークショップ「みんなでつくる カイト・オーケストラ」が8月3日、北吸の赤れんがパーク4号棟と、海上自衛隊造修補給所対岸の同パーク駐車場で行われた。小・中学生10人と保護者ら計21人が参加し、夏休みの凧揚げを空の音とともに楽しんだ。
 主催の舞鶴観光協会と、企画運営の一般社団法人torindo(トリンド)が、電子音楽などの制作や演奏を国内外で行うサウンド・アーティストのニシジマ・アツシさん(47)=京都市=を講師に招き開催した。
 参加者たちは、縦・横65センチのダイヤ凧を製作。凧に光があたると模様の影ができるように、緑や無色の透明ポリエチレンのシートを使い、型紙に合わせて切り、十字に組んだグラスファイバーの骨組に貼り合わせた。
 バランスよく飛ぶよう、凧をしならせる反り糸などを慎重に張り、震動音を鳴らすための紙と、高く飛ばすため約10メートルの尾を付け、スプレーで名前をペイントするなどして凧を完成させた。
 駐車場で揚げた凧は、海風に乗って雲の多い空へ舞い上がり、約100メートル上空まで揚がった凧もあった。凧糸にマイクを取り付けると、凧糸が弦の役割をして空の音を引き込み、ギターアンプからスピーカーに音が飛ばされて、ピューという笛のような甲高い音や、飛行機が飛んでいるような音など、凧や風の状態によって変化する夏空の音色が駐車場に響き渡った。
 池内小4年の南このかさんは「あんなに高く揚がるとは思わなかった。風なのに変わった音もしてびっくりした」と話していた。
 録音された夏空の音は組み合わされてオーケストラとなり、16個の凧と、当日の様子の映像とともに、4号棟2階に9月1日まで展示中。午前10時~午後5時。無料。

写真左=凧糸にマイクを付けてアンプで拾うニシジマさんと凧揚げをする小学生
写真右=ワークショップで作った凧が扇風機の風を浴び、夏空の音が涼をかもし出す展示会場