内田さん、日本マスターズ空手男子組手で 再度頂点目指し4年ぶり優勝 地道なトレーニングの成果で栄冠【舞鶴】

内田さん、日本マスターズ空手男子組手で 再度頂点目指し4年ぶり優勝 地道なトレーニングの成果で栄冠【舞鶴】

投稿日時:2010年10月12日

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 日本空手協会舞鶴田辺支部長の内田慎一郎さん(48)=境谷=が、このほど四日市市で開かれた日本マスターズ2010(全日本空手道連盟など主催)の男子組手2部(45~49歳)で、優勝を果たした。06年に優勝したがその後の敗戦を機に、再度頂点を目指して毎日地道な基礎トレーニングを積み、栄冠を手にした。指導する子供たちにも、目標を立て稽古にのぞむことの大切さを身をもって教えている。  10歳から空手を始めた内田さんは、中学、高校時代に京都や近畿大会で優勝し、20代では国体3位になり日本代表にも選ばれた。いつかは日本一をとの夢を持ちつつ、子供たちへの指導に力を入れるようになった。教え子の中学生が世界選手権3位に入賞したほか、全国大会に多くの生徒たちを輩出した。  自身も試合に取り組む姿を見せようと、10年ぶりに公式戦に出場し、06年に男子組手1部(40~44歳)で念願の初優勝をした。翌年も挑戦したが3回戦で敗退。来年以降は出場をやめようとの思いがよぎったが、表彰台に上がる選手を見て悔しさとやり残した気持ちがこみ上げ、もう一度がんばろうと考えた。  敗因に気持ちの甘さと相手に攻撃をさせないための形ができていなかったと反省し、時間を作って自宅で一から練習に取り組んだ。体力も落ちていることから腕立てふせなど基礎トレーニングは毎日欠かさず日課にする。また、子供たちに教えながら自身も基本を再確認した。  その成果が徐々に表れ同大会で08年は3位、09年は2位と順位を上げた。そして社会人61選手が出場した10年。準決勝は1―0で負けていたが、残り3秒で上段回し蹴りが決まって逆転勝ちし、続く決勝は落ち着いて戦い4年ぶりの優勝を手にした。  内田さんは「前回優勝のときの気持ちと違って今回は達成感があります。4年間苦しんできた分、お世話になった皆さんに感謝で一杯です。目標を立てることとあきらめないことの経験を子供たちへの指導に活かしていきたい」と話し、今後も同大会への挑戦を続ける。  田辺支部の教室は毎週火・金曜日の午後7時~同9時、城北中学校体育館で行っている。いつでも見学者を受け入れている。
写真=生徒に指導する内田さん(右)