全国デザコンへ 舞鶴高専の森下さんら 旧丸山小の校舎の記憶 眺めて 空間部門で集える小屋提案【舞鶴】

全国デザコンへ 舞鶴高専の森下さんら 旧丸山小の校舎の記憶 眺めて 空間部門で集える小屋提案【舞鶴】

投稿日時:2014年10月31日

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 「全国高等専門学校デザインコンペティション2014inやつしろ」の空間デザイン部門で、舞鶴高専デザコン部の3チームが初めて予選を通過し、11月8、9日に熊本県八代市で開催される本選に出場する。市内に唯一残る木造校舎の旧丸山小学校=三浜=をテーマにしたチームは、保存と活用に取り組むNPO法人・赤煉瓦倶楽部舞鶴(馬場英男理事長)の会員らと意見交換を行い、本選に向け準備を進めている。
 丸山小学校活用プロジェクト「唯一の景色」を制作したのは、建設システム工学科4年の森下泰地さん、同3年の佐藤拓巳さん、同2年の竹内正彦さんの3人。同倶楽部が行う校舎の改修作業や清掃活動に参加し、管理する三浜・小橋両地区の住民から聞き取り調査を行ってきた。
 9月に予選を通過したプレゼンテーションポスター(A1サイズ)では、全国で朝顔を育てる「明後日朝顔プロジェクト」で校舎が活用されている事例を挙げ、三浜・小橋両地区の住民に校舎の魅力や大切さを思い出してもらうため、校舎全体が眺められる場所に小屋を製作し、活用への話し合いができる場を提供するアイデアを発表した。
 小屋は、校舎の一部の廃材を壁や床に再利用するため、約20平方メートル>の大きさを提案。誰でも製作に参加できるよう簡単な仕組みにした。校舎全体が見えるように屋根は支え梁を無くし、吹き抜けにして周りの景色も見えるようにした。捕食室やトイレも設置し、グラウンド内に建設を予定しているが、11月3日にも同倶楽部と話し合い、住民らの意見を取り入れて詳細を決めていくことにしている。
 リーダーの森下さんは「自然の中にある校舎が廃校のイメージでなく生きているようで魅力を感じた。課題もあるが実現させたい」、馬場理事長は「校舎を眺めながら話し合うというのが良い。活用していくには全国に知ってもらい関心を高めていくことが重要」と話していた。
 また、丸山小では11月3日に、市民有志らによる「明後日朝顔in舞鶴」が、6月下旬から育てた朝顔の種の収穫祭を行う。

写真=予選を通過したポスターを持つ竹内さん、森下さん、佐藤さん(前列左から)と意見交換をした赤煉瓦倶楽部舞鶴の会員たち