俳句結社「七曜」同人の岡田さん(余部下) 3人の子供の成長詠み初句集「子ら」発刊【舞鶴のニュース】

俳句結社「七曜」同人の岡田さん(余部下) 3人の子供の成長詠み初句集「子ら」発刊【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年2月21日

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俳句結社「七曜」(橋本美代子主宰)同人の主婦、岡田陽子さん(54)=余部下=が、3人の子供たちの成長を詠んだ初句集「子ら」(163ページ)を、このほど発刊した。長男が20歳を迎えたのを節目にして、これまでの句をまとめた。兄弟で遊んでいる様子や少年野球の緊迫したゲームのプレーを見守る気持ち、小学校での運動会の一コマなどを、17文字に刻み込んでいる。
 岡田さんは七曜同人の母親の影響で俳句に親しむようになり、18歳で入会した。短大卒業後は仕事などで忙しく休会し、その間に25年間住んだ京都市からふるさと舞鶴へUターン。7歳の長男と3歳の長女、1歳5カ月の次男を育てながら作句を再開した。平成9年には月よう句会を結成、母親の指導で15人と創作に励んでいる。
 子供たちとの毎日の生活や自然の風景などに接して作った句の中から、学生時代、平成元年~14年の句の300を選び、句集にまとめた。兄弟が仲良く遊んでいる様子が印象に残った「独楽まはす兄に向ひて這ひ出せり」、次男の野球の試合をハラハラして見守った「雲の峰勝負の一点守りきる」など、母親の眼差しで生み出した。
 このほか、「まっさらにひらききったり白牡丹」や、桜の花見や新緑の寺院での縁日での作品など、季節感を折り込んでいる。300部作成し、友人や句友らに寄贈した。表紙の目の覚めるような青色には、澄みきった空の気持ちを持ちたいとの希望を込めた。
 岡田さんは「ここまで俳句に夢中になれたのも、自由で豊かな句が魅力の橋本先生とのすばらしい出会いがあったからこそだと思います。句集を踏み台にして前に進んでいきたい」と話している。