体験もとに仕事のコツ紹介 「アクア」女性管理職の井上さん  ビジネス書出版 資料作成、お客様対応など50例 「褒められること意識を」【舞鶴】

体験もとに仕事のコツ紹介 「アクア」女性管理職の井上さん ビジネス書出版 資料作成、お客様対応など50例 「褒められること意識を」【舞鶴】

投稿日時:2015年7月24日

廃棄物の収集運搬や下水道施設の維持管理などをする舞鶴市伊佐津の「アクア」(池田雅美代表)で、女性管理職を務める井上幸葉(こうよう)さん(43)が、主体的に楽しく仕事に取り組める仕事術を指南したビジネス書「『ちょっとできる人』がやっている仕事のコツ50」を執筆、同文舘出版から出した。自らの体験をもとに褒められる仕事のやり方をわかりやすく書き、企業研修でも指導している。
 井上さんは19歳で同社に入社し、秘書や現場事務、経理などキャリアを積み、男性の部下もいる。教育担当として社内研修を任されていたが、2011年にビジネスマナーインストラクターの資格を取得し、依頼を受けて企業研修の講師も務めている。現在は月に半分は大阪などの企業で人材育成にあたる。
 原稿企画を求める同出版社の会議に知人の紹介で参加したところ、編集長からアイデアを没にされたことから挑戦する意欲が湧き、1年にわたって何度も企画を練り直して採用され、それから1年かけて原稿を書いた。
 入社当初は仕事を淡々とこなす日々を送っていたが、ある時書店で手にしたビジネス書で自分を振り返る機会を持ち、楽しく仕事をする自分に変ろうと決めた。また、仕事を評価されると楽しくなることにも気づき、上司や同僚、顧客から褒められることを目標に据えて仕事を進めることにした。
 「仕事を楽しむ極意は、毎日の仕事の『困った』や『苦手』をひとつずつ『自信』に変えていって、自分が磨かれていくおもしろさを感じることにあります」と書き、これまでの自分が工夫してきたことなどの体験をもとに、「簡単マニュアルづくり」「資料作成で差をつける」「信頼感のあるお客様対応」「クレームを受けたら」「職場に苦手な人がいたら」など具体的な50のコツを紹介した。
 井上さんは「新人社員には自己啓発に、教育担当者にはテキストとして、ベテラン社員には自分の見直しに役立ててもらえれば。褒められることを意識して次々と仕事ができると、自信につながりやり甲斐を感じるようになります」と話し、今後も企業研修に務めたいとしている。
 全国の書店で販売中。市内ではらぽーる、宮脇書店、アスカ、バザールタウン舞鶴に置いている。1冊1,300円(税別)。

写真=出版した本を手にする井上さん