住民と京大の研究者が協力し共援組織 府の支援事業活用、松尾集落の村づくりへ【舞鶴】

住民と京大の研究者が協力し共援組織 府の支援事業活用、松尾集落の村づくりへ【舞鶴】

投稿日時:2008年9月5日

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府の「ふるさと共援活動支援事業」を活用し、松尾集落と京都大学大学院農学研究科星野研究室が「松尾集落ふるさと共援組織」を設立し、9月3日、北吸の市役所で両者の代表による協定書の調印式があった。高齢化と過疎化が進む松尾の村づくりに向け、住民と大学の研究者が3年間にわたって取り組む。  青葉山中腹の松尾は世帯数16戸、人口27人。この内65歳以上が18人。西国巡礼29番札所の松尾寺の門前の集落として賑わったが、後継者不足で遊休農地が広がり、有害鳥獣の被害も増えている。肥沃な土地を活かしたゴボウ栽培で知られる。  同事業の活用は、京丹後市の2集落に続いて3カ所目。松尾の住民代表の谷義雄さん(66)と、同大学大学院の星野敏教授(50)が出席し、定住促進▽都市と農村の交流促進など5項目を盛り込んだ協定を交わした。初年度の事業費は府と市合わせて100万円を補助する。  1年目は、大学院生ら17人が地域で現状を調査、2年目から具体的な活動をする。谷さんは「10年後には村が崩壊する危機感がある。若い学生たちの知恵を借りて、跡継ぎが戻ってくる村にしたい」、星野教授は「村の人の熱意と可能性を感じた」と話していた。

写真=協定を結んだ松尾代表の谷さん(右)と京大の星野教授

【舞鶴】