京極マリアらしき墓見つかる 「泉源寺さま」と、庵近くの山で伝えられ NPO法人、参道整備へ【舞鶴】

京極マリアらしき墓見つかる 「泉源寺さま」と、庵近くの山で伝えられ NPO法人、参道整備へ【舞鶴】

投稿日時:2011年4月19日

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写真=京極マリアのものと思われる墓(泉源寺で)

生涯信仰を貫いたキリシタンの京極マリア(1542~1618年)のものと思われる墓が、マリアが晩年を過ごした舞鶴市泉源寺の庵跡近くの山で見つかった。マリアの生き方を伝え、地域づくりに活かそうと結成した地元のNPO法人が探した。山主の家人だけに伝えられてきた場所らしく、ひっそりと竹やぶの中に石が並んでいる。参拝の道を整備したいとしている。  マリアは近江の戦国大名・浅井長政の姉。現在放映中のNHK大河ドラマ「江」の主人公、浅井三姉妹の叔母にあたる。21歳のときに夫・京極高吉とともに安土城で洗礼を受けた。長男の高次は若狭国、次男の高知は丹後国を治め、晩年に泉源寺の此御(こみ)堂で静かに信仰生活を送り、村人らも「泉源寺さま」と慕った。  NPO法人京極マリア祈りの里理事長で、マリアの位牌を安置する泉源寺の智性(ちしょう)院住職、増田憲嶺(けんりょう)さんが子供のころ、父に連れられマリアの墓を尋ねた記憶を頼りに、此御堂があった近くの山を探し歩いた。  愛宕神社の参道脇の道を行ったところに、平地になった場所があり、石が7、8個地面に埋められ、高さ40センチほどの石が倒れている墓を見つけ、山主の住民に確認したところ、「泉源寺さまの墓」として代々家に伝えられ、家人だけでお盆などにお参りしていることが分かった。  増田さんは「手を合わせるお墓が見つかってよかった。皆さんにお参りしてもらえるよう道を整備したい」と話している。山主の了解を得て周囲の竹を切り払った。  同法人は5月15日に智性院そばに建てたマリア像の披露と、イメージキャラクターの愛称を発表する。今後もキャラクターグッズ、地元の休耕地を活用して特産品の開発などにも取り組む。会員を募っている。

【問い合わせ】電話62・1130、同法人