京月東町の谷田さん、自宅前に掲示板 小学生ら下校時に立ち寄りクイズなど【舞鶴】

京月東町の谷田さん、自宅前に掲示板 小学生ら下校時に立ち寄りクイズなど【舞鶴】

投稿日時:2007年4月20日

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京月東町の会社員、谷田吉久さん(67)が自宅前に設置した掲示板を使って、地域の小学生たちとクイズを出し合ったり、学校の様子を質問するなど交流を深めている。与保呂小学校の児童たちが下校時、掲示板に次々立ち寄り、谷田さんが出したクイズに答えを書き込むだけでなく、日々の出来事を伝えたり、休日に一緒に遊ぶ約束をするなど、1枚の掲示板が地域をつないでる。  谷田さんは「夢のマジック宅配便」と名乗って、多くの学校や福祉施設でショーや指導をしたり、東公民館でマジック教室の講師を務める。また、子供たちに一輪車も教えるなど、熱心に地域に出かけて子供からお年寄りまでと触れ合う。  昨年秋に与保呂小でマジックを披露した際、児童たちから次回の開催日を尋ねられ、11月ごろ、玄関前に置いたベニア板に予定日を書き、自宅前を通学路にする子供たちへ知らせた。すると子供たちが板に返事を書いてくれたことから、書きやすい高さで丈夫な掲示板を置くことにした。  ある日、クイズを出題すると、下校する子供たちが掲示板に張られた白い紙に思い思いの答えをペンで記入。正解を次の日朝に張り出し、登校する子供たちが見て行った。いつしか毎日の日課となり、その様子を見た近所の人がボードと白いチラシを提供。先日は、「グランドのすみで『ボーッ』としているものはナンダ?」といったクイズを出した。子供たちは谷田さんの家が見えると、駆けだして掲示板の前に集まる。  時には子供たちからクイズを出したり、谷田さんの「今日うれしかったことは」「先生の顔を書いて」という問い掛けに、大縄跳びの回数、給食を残したこと、友達とけんかして謝れなかったことなど毎日の様子を記す。「いやなことがあれば家の人や先生に聞いてもらって」とアドバイスすることも。休日にはマジックで一緒に遊ぶ約束もする。これまで書き込まれた紙は全て保存している。  掲示板の名前を子供たちから募集し、「NIKOWAKU(にこわく)ボード」と名付けた。いま掲示板には「ゲームきよりも にんげんとあそぼや」と書いた紙を張り出している。近所の与保呂小5年の西尾夕夏子さんは「毎日クイズを解けて楽しい。ずっと続けてほしい」と話す。谷田さんは「こんなに続くとは思ってもみなかった。子供たちから元気をもらっている毎日です」と日夜クイズを考えている。

写真=クイズの回答や学校生活の様子を掲示板に書く小学生らと谷田さん

【舞鶴】