丹後の山村に伝わる「藤織り」伝承へ 保存会が講習会(計7回)の受講者を募集 【舞鶴】

丹後の山村に伝わる「藤織り」伝承へ 保存会が講習会(計7回)の受講者を募集 【舞鶴】

投稿日時:2002年3月8日

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丹後の山村に伝わる藤織りを伝承しようと、丹後藤織り保存会は、5月25日から来年3月9日までの7回、宮津市下世屋の世屋小学校と府立丹後郷土資料館・旧永島家住宅で、第18回藤織り講習会を開催する。藤切りや灰汁炊き、機織りなど10工程を学ぶ。受講者を募集している。
 藤織りは藤づるの皮をはいで糸として、これから布を織り上げる。万葉集にも出てくる古い織物で日本各地に見られた。江戸時代ごろから綿が普及するにしたがい姿を消したが、綿の栽培ができない高冷な山間地で藤織りがなされ、宮津市上世屋でもお年寄りらによって続けられてきた。
 同資料館が昭和60年講座を開き、修了者で同保存会を結成。平成3年には藤織りは京都府無形民俗文化財に指定された。舞鶴からも10人が会員となっている。講習会は1泊2日として、藤織りが生まれた生活文化も学んでいる。昨年は27人が受講。全国で藤織りが学べるのはここだけで、京阪神や北海道からも受講者があった。
 5月25・26日、6月22・23日、9月7・8日、10月5・6日の前期、11月9・10日、30日・12月1日、3月8・9日の後期。定員は20人(先着順)。すべての講座に参加でき、修了後は保存会に入会意志のある人。参加費は初回の第1講座が2万5000円(受講料、1泊3食代)、第2講座以降6400円。
 希望者は受講申込書に必要事項を記入し、返信用封筒(80円切手を張る)を同封して、〒629―2234 宮津市国分 丹後郷土資料館内「丹後藤織り保存会」事務局へ申し込めばよい。