丸木舟テーマに歴史の謎に迫る 3月24日、西駅交流センターで古代史座談会 【舞鶴のニュース】

丸木舟テーマに歴史の謎に迫る 3月24日、西駅交流センターで古代史座談会 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年3月15日

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浦入遺跡から出土した日本で最古・最大級と見られる丸木舟をテーマに、「舞鶴地方史研究会」(小林清会長、会員33人)は、3月24日午後1時から伊佐津の西駅交流センターで、「古代史座談会―丸木舟を囲んで―」を開催する。丸木舟が出土して4年が経過したいま、丸木舟とその時代について話し合い、歴史の謎に迫りたいとしている。市民の来場を呼びかけている。
 丸木舟は平成10年2月、浦入湾の砂嘴(さし)のつけ根部の地下1メートルから見つかった。船体半ばから船尾にかけての部分が残っていた。断面はU字形で、長さ約4.6メートル、幅約0.8メートル。約5300年前の縄文時代前期に造られたものと判明。幅から推測した船体の長さは約8メートル。大型であることから外洋の航海用に使われたとも見られている。
 発掘後、奈良市の元興寺文化材研究所科学センターで保存処理。昨年4月に舞鶴に返された後は、市役所や市観光商工センターで一般公開した。また、昨年11月には東京都の国立科学博物館で開かれた「日本人はるかな旅」展で展示された。現在は西駅交流センターで展示中。4月4日まで置かれ、その後同13日から泉大津市の弥生博物館の特別展に出品予定。
 同研究会は、丸木舟を通して舞鶴の歴史を深めようと、市民を交えての春の例会として座談会を企画した。はじめに発掘を担当した市教委文化財保護係長の吉岡博之さんが、出土の経過や浦入遺跡を紹介。その後、大浦半島はじめ舞鶴の海との関わりを古代史の目線で探り、座談会形式で古代ロマンを語り合う。
 小林会長は「聞きたいこと、言いたいことを気軽に話し合い、歴史の事実を深めたい」と話していた。当日だれでも参加できる。入場無料。

【問い合わせ】電話62・3133、小林さん。