中学時代、白血病で入院した竹原さん(浜) 体験活かし役立ちたいと国病小児科看護師に 【舞鶴のニュース】

中学時代、白血病で入院した竹原さん(浜) 体験活かし役立ちたいと国病小児科看護師に 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年4月18日

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白血病という難病を乗り越え、今春に行永の国立舞鶴病院付属看護学校を卒業した竹原展広さん(21)=浜=が、中学校時代に入院していた同病院小児科に、4月から看護師として勤務している。難病とその治療の体験を活かして、子供たちに入院体験をプラスにしてもらえるよう役立ちたいと願い、看護の仕事に取り組んでいる。
 福知山出身の竹原さんは、中学校2年の5月に白血病を発病し同病院に入院。病名の告知はされず抗がん剤などで治療を受け、隣接する舞鶴養護学校に編入し中学卒業まで学んだ。院内では医師や看護師らは気軽に話ができる存在で、学校では同じく治療を受ける生徒たちと互いに気遣いながら過ごし、「治療は辛かったが楽しい思い出を持つことができた」という。この学校でできた友人とはいまも付き合っている。
 福知山高校に進学後は2年生の11月まで通院して治療を続けた。そのころ、入院の体験から病む人たちの力になれるかもと思い、看護師を選んだ。看護学校に入学して初めて主治医から病名を知らされた。学生時代には完治し、定期検査を受けるだけだった。「看護学校では社会人だった年上の人や耳の不自由な人とも出会い、刺激を受けた」と3年間を振り返る。
 希望通りに小児科に配属された竹原さんは「入院生活は苦しいこともあるけれど、笑える時間も子供たちに持ってもらえるよう励みたい」と話していた。
写真=国病での入院体験をバネに看護師になった竹原さん