上田中地区、5年に1度の神楽「天女舞」奉納 小倉・阿良須神社で秋の祭礼  【舞鶴のニュース】

上田中地区、5年に1度の神楽「天女舞」奉納 小倉・阿良須神社で秋の祭礼 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年10月28日

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舞鶴市小倉の阿良須神社で10月26日、秋の祭礼があり、地元の上田中地区による世の中を祓い浄める神楽「天女舞」が奉納された。この舞は、一時途絶えていたが25年前に復活、以来5年に1度ずつ披露されている。
 「天女舞」は、今から1300年前の白鳳年間に、高市皇子が当地を訪れ、柳原宮(阿良須神社の古名)で天下太平を祈願した時に、威光山(現在の城山)に5色の雲がたなびき、美しい5人の天女が舞い降りて、歌って舞った。さらに季節外れの桜が満開になり、皇子はその後、当時のことを思い起こして「天女舞」と「あめつちの舞」を奉納したのが始まりとされる。
 地元の上田中地区では、この舞を継承してきたが、大正時代に一時中断。その後、25年前に古老の記憶を元に復活した。阿良須神社では、上田中地区と小倉、鹿原、吉坂、安岡の5地区で祭礼を担当しており、上田中地区では5年に1度、祭礼行事として舞を奉納している。
 上田中地区の小学6年生と中学1、2年生の女児5人が、舞姫、歌姫になり、天女舞では、白い衣に赤い袴の巫女姿の2人の舞姫が、2人の歌姫の歌う古謡に合わせて舞ったほか、あめつちの舞では、1人の女児が厳かな舞を披露した。
写真=「天女舞」を奉納する女児たち