リフトの達人めざせ 特養「グレイスヴィルまいづる」 介護職員 大会で技競う【舞鶴】

リフトの達人めざせ 特養「グレイスヴィルまいづる」 介護職員 大会で技競う【舞鶴】

投稿日時:2015年12月11日

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介助に利用するリフトを正しく使い、腰痛予防につなげようと、舞鶴市布敷の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」で12月5日、リフトの達人選手権があった。若手からベテランまでの介護職員ら20人が、磨いてきた操作法や声掛などの技を披露した。
 自分で移動できない人には、福祉機器のリフトを使って介助をしている。同まいづるでは職員の体への負担を減らし、笑顔でお年寄りに接することができるようにと、09年からリフトを導入。いまは15台が入り、入居者80人の内、全介助が必要な3割の人に使っている。
 リフトを使う際、介護を受ける人に不安を与えないように職員たちは研修も受けているが、担当する入居者によってリフトをあまり使わなくてもいい職員もいるため、練習して腕前を発表する機会を設けようと、昨年第1回の選手権を企画した。
 競技はベッドから車いすへの移動、または車いすからベッドへ移動する設定。地域の住民や入居者の家族らも見学した。入居者役を演じたスタッフに対して、出場者たちは「体を横に動かしますね」などと声を掛けながら、シートを体に装着し、リフトで体を吊り移動させるまでを制限時間10分以内で行った。
 同まいづるでワークショップの講師をする大阪大学コミュニケーションデザインセンター特任教授の西川勝さんらが、操作性やシートの着用手順、安心感など7項目を採点し、優勝者を決めた。
 出場した梶原将さん(22)は「普段は入居者に不安を与えないよう、しっかりとシートをリフトに掛けて、次の行動を声に出して伝えるようにしています。競技はとても緊張しました」と話していた。
 淡路由紀子施設長は「大会に向け練習することで操作はうまくなり、先輩から教わるなどして職場のチームワークも向上した」と競技を見守った。

写真=リフトを使って車いすからベットへ移動させる職員