ポリテクカレッジ京都 ソーラーカーに夢乗せて 3月7、8日 卒業制作品一堂に展示 8月、世界大会に出場 後輩へ想い託す【舞鶴】

ポリテクカレッジ京都 ソーラーカーに夢乗せて 3月7、8日 卒業制作品一堂に展示 8月、世界大会に出場 後輩へ想い託す【舞鶴】

投稿日時:2014年2月25日

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 舞鶴市上安のポリテクカレッジ京都電子情報技術科の2年生たちが、ソーラーカーの製作に取り組んでいる。春からは新2年生に引き継ぎ、8月に鈴鹿サーキットで行なわれる世界大会で入賞を目指す。3月7、8日に同校で開かれるポリテックビジョンで、他学科の卒業制作品とともに展示する。
 クリーンな自然エネルギーを利用したものづくりをしようと、2012年からソーラーカーのプロジェクトチーム(KPS)を立ち上げ、ポリテク滋賀から赴任した椎葉裕一郎指導員の元、3年計画でスタートさせた。1年目はソーラーカーに搭載するコントロールパネルをマイコンで作り、太陽電池から最大の電力を取り出すためのMPPTの開発などをした。
 2年目は2年生7人が担当している。鈴鹿でのレースで、高校生以外がエントリーするエンジョイクラス2の4時間耐久レースに出場することに決め、前年の車両をもとに取り組んだ。
 電子科では学ばない溶接技術がアルミを使って軽量化したシャーシづくりに必要なことから、生産技術科で教わった。サスペンションはF1レースの車両にも採用されているダブルウッシュボーン構造に、コントロールパネルには速度計をつけるなど改良した。  ボディーは断熱材を利用し、空気抵抗を減らす形状に仕上げた。1枚40ワットの太陽電池パネルを12枚搭載する。モーターやパネル以外の材料は、同校にあったものを再利用した。6月に鈴鹿サーキットで試走させる。
 プロジェクトリーダーの2年、中山慶祐さん(20)は「関われる時間はもう少ないけれどできるだけ完成に近づけ、後輩たちにはレースで表彰台に上がってほしい」と話す。椎葉さんは「環境を意識したものづくりをテーマにしています。本物を製作することで技術力を高め、ものづくりの姿勢を学んでもらえれば」とアドバイスを送っている。
 ポリテックビジョンは3科の卒業制作作品の展示と発表、1年生の作品コンテスト、地元企業と連携して開発した竹伐採装置の展示などを行なう。7日午前11時から卒業生で島津製作所に勤務する中西政人さんの講演、8日午前10時から多々見良三市長の講演がある。入場無料。
【問い合わせ】電話75・7609、同校

写真=レース出場を目指してソーラーカーを作る電子技術科の2年生たち