スポーツがつなぐ日本とドイツの交流の輪-第43回日独スポーツ少年団同時交流

スポーツがつなぐ日本とドイツの交流の輪-第43回日独スポーツ少年団同時交流

投稿日時:2016年8月9日

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      中舞鶴とドイツの子どもらがお寺で記念撮影
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        座禅で精神集中

 日独スポーツ少年団同時交流事業の一環として、8月3日から5日間、ドイツのスポーツ少年団ら6人が来鶴した。この取組みは日本とドイツの両国でスポーツ少年団活動を行う団員がお互いの国を訪問する交流事業で府でも毎年約10人を受け入れており、今年で43年目を迎える。舞鶴市では平成6年と平成15年に受け入れを担当しており今回は13年ぶり3度目の受け入れ担当となる。
 今回の滞在プログラムでは雲門寺での座禅体験、日星高校女子バスケ部との交流、少林寺拳法の体験などが予定されている。ドイツの団員たちは、初日に多々見良三舞鶴市長を表敬訪問、市長は歓迎の言葉を述べ、色とりどりのお箸を贈った。
 8月4日、余部上の雲門寺で坐禅体験が行われた。寺の講堂に集まった中舞鶴スポーツ少年団野球の部・茜が丘ベースボールクラブの団員12人らと共に住職から坐禅の説明を受けると、普段お生活では行うことのない形で足を組み始めた。坐禅が始まると、涼やかな風と時折聞こえる蝉時雨以外辺りは静まり返った。最初は集中力があった団員らも後半になると、日独団員そろって警策をいただいていた。
 12分の坐禅が終わると一同に痺れた足をくずし、寝ころがりリラックスする姿が見られた。
同少年団の吉岡俊哉(しゅんすけ)くん(7)は「坐禅をしたのは初めてでした。短いと思ったけど12分は長かったです」と初めての坐禅の感想を語った。
 日本に来たのは初めてというクインケムスタカ・ヨハナさん(15)は坐禅と今回の交流について「坐禅は慣れない姿勢だったけども、自分としてはリラックスして出来たので、家に帰ってもやってみたいです。日本は自然もあるし大都会もある、その両方を体験できる所だと思います。日本の人はみんなとても優しくてフレンドリーです」と振り返った。絵を描くのが好きだというヨハナさん、ドイツに帰ったら日本の絵をたくさん描くそうだ。
 ドイツ団の指導員でもあるポーチャー・ヤンさん(39)は「何もかも楽しかった。日本で見るもの、体験したものすべてが興味深いものでした。少年たちは今回の交流で日本の事を好きになってもらう事で、2020年の東京オリンピックを見に行って欲しい」と語った。
 スポーツがつなぐ日本とドイツの交流の輪。取り組みを通じて、豊かな国際感覚を持った人材が舞鶴からたくさん飛び立つことを期待したい。