サンムーン個展に出品した若森さん(岐阜県中津川市) 「ほのぼの屋」に半立体作品を寄贈【舞鶴】

サンムーン個展に出品した若森さん(岐阜県中津川市) 「ほのぼの屋」に半立体作品を寄贈【舞鶴】

投稿日時:2008年9月5日

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立体造形や絵画などで世界的にも評価を受ける芸術家、若森良夫さん(59)=岐阜県中津川市在住=が、浜のギャラリー・サンムーンでの個展で出品した半立体の作品「天国の窓」2点(100万円相当)を、障害者たちが働く大波下のカフェレストラン「ほのぼの屋」にこのほど贈った。縁のできた舞鶴で作品を楽しんでもらえればと、若森さんのファンの市民らが寄贈先を探す協力をした。  様々な職業を経て40歳でアートの世界に入った若森さんは、石の彫刻から木、絵画、陶芸などへと独自の創作世界を広げている。2001年パリで最も権威のある美術展の1つ、サロン・ドートンヌ展で入選、03年にはイタリア美術賞展立体特別賞を受けるなどした。枠にとらわれない線と形、透明感のある色彩の作品から、楽しみながら創作に向き合う姿が伝わる。  サンムーンでの3回目の個展は、8月31日まで開かれた。「天国の窓」は、アクリル板やアルミ線などを材料に色鉛筆などで青を基調に彩色した大作。1点は縦95センチ、横185センチの大きさ。約3カ月かけて完成させた。  舞鶴とサンムーンが気に入る若森さんが、この作品を市民に贈りたいと想い立ち、画廊オーナーの佐藤保明さん、若森さんの作品と人柄に引かれる市民らが多くの人に見てもらえる施設への寄贈先を探した。現代美術の草間彌生作品を店内に飾るほのぼの屋に持ちかけ、施設長の西澤心さんが快諾。同店入口通路の壁に近く展示する。  斬新なデザインの店で海とまちの夜景を眺めた若森さんは「とても素敵な場所。作品に合うところを見つけてもらってうれしい。また舞鶴に来ます」と喜んでいた。西澤さんは「若森さんのブルーと緑の作品が海に近い店に合うと思いいただきました。店をサポートしていただいている多くの方の想いで、作品がここに来てくれたと思います」と感謝の気持ちを伝えた。

写真=寄贈した半立体作品「天国の窓」と若森さん(左)

【舞鶴】