ギャラリー・サンムーン チャリティー作品展 被災者の悲しみ、いまも 大室さん 福島などの現状報告【舞鶴】

ギャラリー・サンムーン チャリティー作品展 被災者の悲しみ、いまも 大室さん 福島などの現状報告【舞鶴】

投稿日時:2015年3月17日

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福島など被災地の仮設住宅で支援活動をする東舞鶴高校出身のNPO法人職員、大室和也さん(31)の現地報告が、東日本大震災の発生した3月11日、浜のギャラリー・サンムーンであった。震災から4年が経つが、家族を亡くした悲しみはいまも消えず、今後の生活の見通しがつかないことへの不安を抱える被災者の現実を伝えた。
 被災地を支援するチャリティー作品展の一環として開催。箏アンサンブル斗為巾の演奏会も行われ、作品とコンサートの収益金27万8,905円を同法人を通して被災地に送った。
 理学療法士の大室さんは、南相馬市や大船渡市などの仮設住宅を11年7月から訪れ、話を聞きながら体をほぐすマッサージを続ける。
 夫が津波で行方不明となり見つかるまで仮設住宅を離れようとしない女性、定年後東京から福島に移ったが原発事故で全てを失い、「わしの人生、何だったんだ」といまも眠れないという男性らの体験を語り、「私たちには聞くことしかできないが、帰るときには被災者は笑顔になってくれるので続けている」と述べた。
 また、市民に出来る支援として寄付や募金活動、使わないものを送るなどを紹介した。

写真=仮設住宅で暮らす住民の声を伝える大室さん(ギャラリー・サンムーンで)