ろう者と健聴者、手話で織りなす映画「ゆずり葉」 2月20日、府聴覚障害者協会舞鶴支部が上映会【舞鶴】

ろう者と健聴者、手話で織りなす映画「ゆずり葉」 2月20日、府聴覚障害者協会舞鶴支部が上映会【舞鶴】

投稿日時:2010年2月9日

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聴覚障害者の社会参加の推進に取り組む全日本ろうあ連盟が、創立60周年を記念し製作した映画「ゆずり葉―君もまた次のきみへ―」が2月20日、浜の市商工観光センターで上映される。ろう者と健聴者の出演者とスタッフが力を合わせて撮影に臨み、手話で織りなす物語が完成した。主催の京都府聴覚障害者協会舞鶴支部は来場を呼びかけている。舞鶴市民新聞社など後援。  耳の聞こえない生い立ちの中で、同じ障害を持つ子供たちを支える映像教材を推進する早瀬憲太郎さんが、脚本と監督に挑戦した。ろう演劇界からは全国的に活躍する庄崎隆志さん、ベテラン俳優の井崎哲也さんらが出演。また、聴覚障害の子供を持つSPEEDの今井絵里子さん、大和田伸也さんらも出演し、ろう者と健聴者のスタッフとキャストが協力した。  物語の舞台は東京の下町。ベテラン大工の敬一は障害者の資格制限などの差別撤廃運動を盛り上げるため、20数年前に途中でストップしていた手作り映画の製作の再開に、弱った体を押して参加した。その映画のオーディションに応募し主演に選ばれた吾郎、恋人のさやか、その妹で薬剤師国家試験に挑戦するろう者の尚美。苦労する映画づくりと支援の輪、周囲に支えられながら新しい人生を切り開こうとする若者たちの姿が描かれる。  同舞鶴支部は「今までにないろう者の演技が見られて素晴らしい映画になっています」と話し、上映の成功に向け取り組んでいる。上映時間は(1)午後2時(2)同6時。前売りは大人1200円(当日300円増し)、高校生以下800円(同200円増し)。余部上の市聴覚言語障害者支援センター(電話64・3911)、市商工観光センター(電話64・6800)で扱っている。

写真=映画のちらし