ものづくり担い手育成へ 市、ポリテク京都の学生対象に奨学金創設へ 市内の事業所就職者に返還免除 若者たちが働きたい地域産業の充実化も【舞鶴】

ものづくり担い手育成へ 市、ポリテク京都の学生対象に奨学金創設へ 市内の事業所就職者に返還免除 若者たちが働きたい地域産業の充実化も【舞鶴】

投稿日時:2014年8月5日

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舞鶴市内のものづくり産業の担い手を育成するため、将来市内で就職する意思のあるポリテクカレッジ京都で学ぶ学生を対象に、舞鶴市はものづくり「たから者」育成奨学金を創設した。このほど上安の同校で、多々見良三市長と同校の白川幸太郎校長が覚書の調印を交した。一定期間市内の事業所で就業した場合は返還が免除される。
 ポリテク京都は実践的な技術者を養成する京都職業能力開発短期大学校。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営し、高卒者を受け入れ2年間学ぶカリキュラムを組む。金属加工などを学ぶ生産技術科(定員20人)、電気・電子回路を学ぶ電子情報技術科(同)などを開設するほか、今春からはIT技術を学ぶ情報通信サービス科(定員15人)を新設した。今年度は24人が入学し、全校で61人が在籍している。
 奨学金はポリテク京都に在籍中の成績が3・5以上で、市内に就職の意思のある学生を対象に、ポリテク京都の校長が舞鶴市に推薦し、入学金16万9200円と年間授業料39万円の計60万円を上限に貸与する。今年の1年生から対象になる。卒業後に返還するが、一定期間(1年半~3年間)、市内の事業所に就業した場合は返還免除となる。ポリテクカレッジは全国に24校あるが、自治体が人材育成のための奨学金を設けるのは今回が初めて。
 多々見市長は「ものづくりの人材育成をするポリテクカレッジ京都は重要な役割を担っている。若者たちが将来働きたい地域産業の充実にも努め、舞鶴で活躍することを願っている」、白川校長は「この5年間で舞鶴市内で就職した学生は卒業生の内約30%だが、奨学金の活用で50%にまで高めたい」と話していた。

写真=覚書の調印を交わした多々見市長と白川校長