まちの魅力再発見して 「KOKIN」 西地区舞台に写真集作成 「歩いてつながる暮らしを」【舞鶴】

まちの魅力再発見して 「KOKIN」 西地区舞台に写真集作成 「歩いてつながる暮らしを」【舞鶴】

投稿日時:2014年4月18日

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平野屋の貸しスペース「舞鶴町屋 宰嘉庵(さいかあん)」を中心に活動するまちづくりチーム「KOKIN(こきん)」(大滝雄介代表、10人)が、西地区のまちを舞台にした写真集「ぼくのまち」(B6版、46㌻)を作成した。歩く中で出会った肉屋や魚屋、書店、銭湯、そこで働く店主たちを印象的な写真で紹介し、再発見したまちの魅力を発信している。
 建築士や会社員などの若者たちで同チームを結成し、明治期の民家を改修して貸しスペースとして運営する。写真展や講演会などを開き、市民らがマンガ喫茶などで利用している。
 ワークショップなどで城下町の西地区商店街を巡ったことで、まちを歩いてその魅力を知ってほしいと、シンプルな写真集を企画。南田辺のソラカメラのカメラマン、中村瞳さんが撮影を担当、メンバーたちが挿絵や文章、豊富な人脈など得意分野を活かした。
 数日かけ竹屋などをぶらぶらと歩き、顔馴染みになった店主やその場で偶然見つけた一コマも収めた。懐かしいデザインの銭湯、ソロバン玉をはじく手元、好奇心に誘われ干物を見る子供と魚屋の店頭、かわいいものが一杯のパン店、笑顔の和菓子店の夫婦、家業を継いだ青年など、25カ所を掲載した。
 紙幅の制約上、紹介し切れなかった店も多かった。今後、門前町や魚市場など、他の地区シリーズも検討している。
 大滝代表(32)=寺内=は「暮らしの香りが伝わり、手にとっていいなと感じられるものになった」、副代表の矢野麻衣子さん(34)=西方寺=は「削りたての鰹節のお店を知り、よく利用するようになりました」、舞鶴出身の西野正純さん(23)=丹波市=は「まちのファンを増やしたい」、大滝みとさん(35)=寺内=は「歩いて商店街で買物をすることが多くなり、暮らしの中で人とつながっているんだと感じています」と話す。
 1000部作り、1部300円。舞鶴堂書店やコムギ屋などで販売中。問い合わせはKOKIN(kokin.tnb@gmail.com)へ。

写真=完成した写真集を手にする大滝代表、矢野さん、みとさん、西野さん(左から)