まいづる福祉会がグループホーム建設中 府下で初、知的・精神障害者対象の合築施設【舞鶴】

まいづる福祉会がグループホーム建設中 府下で初、知的・精神障害者対象の合築施設【舞鶴】

投稿日時:2005年6月10日

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社会福祉法人・まいづる福祉会(黒田隆男理事長)は、障害者たちが地域の中で共同生活をするグループホームを、行永東町に建設している。知的障害者と精神障害者を対象とした合築の施設で、府下では初めてのケースとなる。父母の高齢化や亡くなった後に一人暮らしに不安のある人たちが、食事の提供など必要な支援を受けながら生活を送っていく。7月中旬に完成、8月に開所の予定。障害者を持つ父母たちは高齢化に伴って、自分たちの亡き後に子供たちの生活の場の確保を心配したり、長期の入院生活をする人は退院後に住む家がなかなか見つからないなど、住宅問題が切実な課題となっている。授産施設「まいづる作業所」やワークショップ「ほのぼの屋」を運営する同福祉会は、障害者が地域の中で普通に暮らしていくことを支援するため、共同生活の住居の建設を計画した。  同福祉会は1996年に、既存の民家を改装し、1カ所目のグループホームを引土に開設。今回は木造2階建ての新築で、敷地面積約376平方メートル、建物の延べ床面積は338平方メートル。入居定員は10人。1月ごろに住民説明会を開き、阪急製作所跡地に3月着工した。総事業費は約6500万円。この内、まいづる共同作業所・まいづる作業所友の会(蒲田忠夫会長)が1900万円を支援、市から1427万円、日本財団から3120万円の補助を受けた。重度障害の人も暮らしやすいようにと、介護浴槽や身障者用トイレを設置し、バリアフリーとした。部屋はプライバシーを守るため全て個室。1階に食堂、各階に談話室などがある。世話人の職員3人が食事づくりや生活相談などの支援をし、食事や入浴に介助が必要な人はヘルパー派遣も利用できる。障害者地域生活支援センター「ほのぼの屋」がバックアップ施設として、入居者のケアプランを立てるなど調整に務める。支援センター施設長の石束陽子さんは「障害を持つ人が地域で当たり前に暮らしていく場として、また生活を選択できる場としてグループホームは今後も必要になってくる」と話していた。

写真=建設が進む木造2階建てのグループホーム