そばで交流 農地守ろう! 白屋地区 地元とまちの住民たち 不耕作地を利用して 地域の喫茶店もそばメニュー揃える【舞鶴】

そばで交流 農地守ろう! 白屋地区 地元とまちの住民たち 不耕作地を利用して 地域の喫茶店もそばメニュー揃える【舞鶴】

投稿日時:2013年1月15日

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19世帯の約50人が暮らす白屋地区で、地元住民たちと昨年オープンしたぎゃらりー・喫茶「こもれび」に集まる市民たちが、不耕作地を利用してそばの栽培からそば打ちと試食会で交流する取り組みをした。高齢化で耕作放棄地が増える中、都市住民の力を借り楽しみながら農地を守る継続的な活動にしていければとする。
 東舞鶴高校山岳部OBたちが多門院でそばを作り収穫しており、2011年にそば打ちに参加した白屋の住民たちが、自分たちでも栽培から始めようと話がまとまった。白屋は農家15戸だが、この内実際に米づくりをしているのは5戸で、高齢化と後継者不足で作付けされない農地が増えてきた。
 約7アールの畑で自治会役員と農事組合員たちが中心になって耕し、白屋に引っ越して「こもれび」を営む永井玲子さんの友人や馴染み客たちも加わり、昨年種まきや刈り取り作業をし、乾燥させて約30キロを収穫。製粉後、約30人が集まり、こね、のばす、切るなどの作業を分担し、年越しそばにして味わった。
 今年は獣害の少ない白屋で山岳部OBたちもそばを栽培することを考えている。地元住民たちも都市住民に呼びかけ、作付け面積を増やせればとする。また、「こもれび」でそば粉を使ったクレープやようかんなどをメニューにしているが、地元と共催でお菓子や料理教室も開催できればと、コーヒーを飲みながら話し合っている。
 農事組合長の松岡秀雄さん(67)は「そばを中心にして交流の輪が広がり、畑をやってみたいという人も増えてくれれば」と話していた。

写真=収穫したそば粉でめん作りをする参加者たち(松岡秀雄さん提供)