『困ったときはお互いさま』で10年 にこにこ会 活動に一区切り 丸山4町内にメガホン寄贈【舞鶴】

『困ったときはお互いさま』で10年 にこにこ会 活動に一区切り 丸山4町内にメガホン寄贈【舞鶴】

投稿日時:2014年1月17日

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 舞鶴市丸山4町内の地域助け合いボランティアグループ「にこにこ会」(村尾幸作代表、会員68人)が、メンバーの高齢化によって解散することを決め、1月14日、4町内に災害時用のメガホン8個を寄贈した。同会が行なってきた高齢者や子供たちの見守り活動は、南福祉協議会のあんしんネットワークに引き継がれる。
 新興住宅地だった丸山口町、丸山中町、丸山西町、丸山町だが、近年は少子高齢化が進む中、住み慣れた地域で安心して暮らしていこうと、近隣住民65人が「困ったときはお互いさま」の精神で2003年に互助組織を立ち上げた。
 地域のクリーン活動、防犯パトロール、児童の登下校の見守り、高齢者宅への訪問、クリスマス会、会報の発行などに取り組んできた。こうした活動の積み重ねで地域への目配りの意識が芽生え、新聞が取り込まれているか、洗濯物が出しっぱなしかなどに気をつけ、たびたび1人暮らしの高齢者の発見につながった。府知事表彰などを受けた。
 10年前と現在の世帯数は430世帯から414世帯に減っているが、65歳以上は260人から326人に、一人暮らしは35人から45人に、高齢化率は22%から29.1%に増えている。
 昨年12月に活動終了にあたって、地域の防災訓練などに活用してもらおうと、会の会計の残金でメガホンを購入し、4町内に寄贈した。丸山町の自治会長、川島進一さん(74)は「自主防災組織の設立を検討しているので、訓練などで情報伝達に使わせていただきます」とお礼を述べた。
 村尾代表(74)は「8年前の大雪の際、120人の住民で協力して6キロの通学路を除雪したことが印象に残っています。地域を見守る活動はネットワークにバトンタッチし、応援をしていきたい」と話した。

写真=メガホンを丸山町の川島自治会長に贈る村尾代表(左)