「CASネットワーク」代表の西田さん 4月19日現地入り、アフガンのいまを見てきます 【舞鶴のニュース】

「CASネットワーク」代表の西田さん 4月19日現地入り、アフガンのいまを見てきます 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年4月16日

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舞鶴で市民活動の支援に取り組むNPO法人「CASネットワーク」代表の西田博一さん(57)=寺内=が、新しい国づくりを進めるアフガニスタンの現地を見てくることにした。これまでもアフガンの難民らに向け、市民から寄せられた支援物資などを送ってきたが、パキスタンの難民キャンプやアフガン国内の様子を自分の目で見て、今後どういった支援活動が必要か見定めてくる。国内の他のNGOメンバーと一緒に4月19日に現地入りし、約10日間の日程で各地を訪問する。
 昨年九月、NPO法人としてスタートした同団体は市民活動の支援のほか、長い内戦と干ばつ、同時多発テロを契機とした米国による攻撃で、多くの難民を生み出したアフガンの支援にも取り組んできた。国連難民高等弁務官・日本オフィスに協力して、アフガン難民への募金活動を行ったり、市民から寄せられた毛布やセーターなどの物資を送った。
 西田さん自身、旧ソ連軍が侵攻する以前の約30年前、ネパールやインド、イランなどを巡る旅の途中、アフガンに立ち寄った体験をもつ。カイバラ峠からカブールなどの国内を歩き、のどかな村人らに出会った。当時は山は緑に覆われて美しく、子供たちの目が輝いていたのが印象的だったという。
 こうした体験をしたアフガンへの支援を取り組むようになったが、地に足の着いた、息の長い活動をするために一度現地に入りたいと思っていたところ、支援物資を送ったNGO「アラブ・イスラム文化協会」(東京都杉並区)から、アフガン入りを打診され、訪問団のメンバーに加わった。同協会やペシャワールの会のメンバーら7人で19日に向かう。
 パキスタンのイスラマバードやペシャワールなどの難民キャンプを見るほか、アフガン国内では特に南部のクエッタ、カンダーハル、チャマンなどを訪れる。アフガンではいま部族対立が激しくなっているだけに、そうした国内情勢も肌で感じてきたいという。
 西田さんは「現地では何が必要とされているのか。また、それがちゃんと子供たちに届くのか。今後の支援活動の参考になるようアフガンのいまを見てきます」と話していた。帰国後は報告会もしたいとしている。同団体は旅費のカンパを募っている。
【問い合わせ】電話78・2448、CASネットワーク。