「浮島丸事件」戦後65年の節目迎えて追悼集会 殉難の碑公園で鎮魂の祈り込め舞や歌捧げる 【舞鶴】

「浮島丸事件」戦後65年の節目迎えて追悼集会 殉難の碑公園で鎮魂の祈り込め舞や歌捧げる 【舞鶴】

投稿日時:2010年8月27日

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浮島丸事件の犠牲者を悼む追悼集会が8月24日、佐波賀の殉難の碑公園で開かれた。戦後65年の節目を迎え、韓国からも市民16人とメディアも訪れた。照りつける夏の日差しのもと、追悼の碑の前で鎮魂の祈りを込めた舞や歌が捧げられ、約350人が事件を風化させず、平和の確立に向けた誓いを新たにした。  終戦直後の1945年8月24日、青森県内で強制労働をさせられていた朝鮮人労働者とその家族らを乗せた「浮島丸」が、朝鮮半島に向けて帰国のため青森を出港し、寄航した舞鶴湾で謎の爆沈をし、549人が亡くなった。舞鶴の市民を中心に追悼事業を続けている。  集会には舞鶴市内や京都市内の在日韓国・朝鮮人らも多く集った。初めて参加した舞鶴市民もいた。主催の浮島丸殉難者を追悼する会の余江勝彦会長、来賓の斎藤彰市長、在日韓国・朝鮮人の団体らが追悼の辞を読み上げた。韓国から訪れた市民追慕団の金暿老(キム・ヒロ)会長もメッセージを述べた。  京都市内の韓国伝統舞踊家の金一志(キム・イルチ)さんら五人が、歌と演奏に合わせて、慰霊と平和を願って追悼の舞を踊った。また、京都朝鮮中高級学校の生徒九人が追悼歌「はまなすの花さきそめて」を美しい歌声で合唱し犠牲者を慰めた。最後に参加者全員が舞鶴湾に向け献花して手を合わせた。
写真左=追悼の碑前で平和を願って舞う舞踊家ら
写真中=追悼歌を歌う生徒たち
写真右=韓国から訪れた市民たち