「明倫民協」地震や台風災害を想定 高齢者と子ら協力、避難場所で食事作り  【舞鶴】

「明倫民協」地震や台風災害を想定 高齢者と子ら協力、避難場所で食事作り 【舞鶴】

投稿日時:2006年5月23日

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写真=米を耐熱袋に入れ、少量の水での炊き方を教わる子ら

地震や台風の災害に備えて、避難所での食事確保を地域ぐるみで取り組むことをめざして、明倫民生児童委員協議会(岡野要子会長、18人)は5月20日、同地区の避難場所に指定されている寺内の瑞光寺境内で、少量の水で米を炊くなど非常時の食事作りを行った。この取り組みは、同民協の世代間交流を目的とした恒例行事「高齢者と子どもたちのふれあいサロン」として行った。これまでは、レクリエーションなどを通じて触れ合いを深めていたが、今回初めて、災害弱者と言われる高齢者と子供たちが協力して食事作りに取り組む「万が一に備えた『地域の底力』」として企画した。レスキューチェーン京都舞鶴支会(旧日赤救急隊)や市消防本部、地域ボランティアなどの協力を得て実施。同地区の高齢者や子供たちら合わせて約130人が参加した。食事作りは、救援物資を少ない水や調理器具もそろっていない状況で、どのようにして作るかを想定して行われた。子供たちは、家庭から持参した米1合と同量の水を耐熱袋に入れ、沸騰した湯に浸けてご飯が炊けることを知った。高齢者は金属片などを使ってカレーの材料のジャガイモやタマネギを刻んだ。レスキューチェーンの用意した大鍋で、袋に入れたご飯が炊きあがり、カレーも出来上がった後、全員で試食。笠巻勝政君(12)=明倫小6年=は「何も食べられないことを思えば、おいしい。ご飯の炊き方が分かった」と話していた。このほか、パンにソーセージをはさみ、アルミホイルで巻いて牛乳パックに入れ、このパックを燃やしてホットドッグ作りも行った。