「共済病院」心臓病・ハートケアクラブ結成 12月13日、食事療法をテーマに第1回目セミナー  【舞鶴のニュース】

「共済病院」心臓病・ハートケアクラブ結成 12月13日、食事療法をテーマに第1回目セミナー 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年12月2日

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浜の舞鶴共済病院(石瀬昌三院長)は、心臓病を持つ人たちの食事やリハビリなどのアドバイスをし、病気の予防や再発防止に役立ててもらおうと、ハートケアクラブ(心臓病と上手につきあう会)を、12月1日に結成した。病気の症状に合わせたレクリエーションや勉強会などを計画し、治療後のケアに対して、病院スタッフと患者が連携して取り組んでいく。第1回目のセミナー(無料)は12月13日午後1時から同院で、食事療法をテーマにして開催する。
 循環器科と心臓血管外科などを開設する同院は、市内をはじめ福井県などからの患者もおり、府北部で心臓病と血管系の疾患治療の実績を重ねている。特にメスで体を切らずにカテーテル(細管)で行う心臓手術(冠動脈形成術)では、昨年1年間で661例の手術をし、近畿内の病院のトップを占める。
 8月には、専門医が同乗して現場に向かい、車内で治療ができる移動車型心臓病集中治療室(モービルCCU
)を導入し、心臓病の救急体制を整備。その一方、心臓病は治療を受けても再発の可能性もあり、治療後に患者側へ病気の正しい知識と再発予防の指導が必要なことから、患者同士が励まし合いながらリハビリができるクラブを作ることにした。
 ハートケアクラブでは、心臓病の原因の危険因子の高血圧や糖尿などをコントロールするための食事療法の勉強会、1度心臓病にかかった人はどれだけ体を動かせばいいかわからないため、その症状に合わせて平地でのレクリエーション、野外での山登りなどを計画。同院の患者だけでなく、だれでも入会できる。現在、約20人の会員がいる。入会は無料。
セミナーの参加者募る
 同院循環器科主任部長の多々見良三さん(53)は「再発防止には患者さんの役割が大きいが、病院の総合力を挙げて応援していきたい」と話している。13日は、日本病態栄養学会理事の植田洋子さんが「心臓病及び生活習慣病の食事療法について」講演し、その後、同院栄養士が希望者へ個別に栄養指導する。クラブとセミナーの問い合わせは共済病院(電話62・2510)。
写真=再発防止について話す循環器科の多々見主任部長