「丹後とり貝」生育は順調 選別作業で味に自信、初出荷は6月17日予定 【舞鶴のニュース】

「丹後とり貝」生育は順調 選別作業で味に自信、初出荷は6月17日予定 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年6月11日

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舞鶴とり貝組合(川崎芳彦会長、9人)が舞鶴湾で養殖に取り組んでいる「丹後とり貝」の選別作業が七日、戸島そばのいかだで行われた。今年の生育は順調に進み、色つやと味もいいという。昨年に比べて倍の3万個の出荷を見込んでいる。初出荷は6月17日の予定。
 舞鶴の新しい特産品に育てようと、平成6年から府立海洋センターなどの指導で、とり貝の養殖に取り組んできた。舞鶴でとれるとり貝は、舞鶴湾が育成に適していることもあり、普通のものの3倍はある身の大きさと甘味が特徴。大規模な養殖を実施しているのは全国でも舞鶴だけとなっている。現在は漁業者の9人が湾内に18台のいかだで育てている。
 昨年7月ごろ、同海洋センターで生産した種苗約7万個を購入し、コンテナに入れて海中に吊るして育成。出荷サイズの約8.5センチにまで成長したことから、150グラム以上などの重さ別に「大」「中」「小」の選別作業に入った。この日は、職場体験に訪れた府立海洋高校(宮津市)の3年生16人も、いかだに乗り作業を手伝った=写真。
 貝のままと殻から外してボイルした加工品で出荷する。昨年は約1万5000個を出した。市内や京阪神で消費されている。川崎さんは「今年は色もよく、味に自信を持っている」と話していた。