「ピンクッション」服のリフォーム依頼1000件に 1993年から活動、障害者が動きやすくお洒落な【舞鶴】

「ピンクッション」服のリフォーム依頼1000件に 1993年から活動、障害者が動きやすくお洒落な【舞鶴】

投稿日時:2008年12月16日

0812161

障害者のための服のリフォームに取り組むボランティアサークル「ピンクッション」が、1993年から市身体障害者福祉センター(余部下)で活動を始めてから、リフォームの依頼が今月で1000件に達した。車椅子の利用者や目の不自由な人たちに合わせ、動きやすくお洒落な服をと心掛け、工夫を凝らして一点一点手作業で作り直している。節目を励みに今後も利用を呼びかけている。  体の不自由な人から動きやすい衣服がなく不便をしていると聞き、90年、日本服飾デザイン協会洋裁技術1級の資格を持つよしだ敦子さん(55)=七条中町=を代表に、会員5人でピンクッションを発足させた。  自宅などで作業をしていたが、93年同センターに場所を移したことで、センター利用者から直接リフォームの要望の声を受け、着心地の感想も聞くことができるようになった。翌年から同センターが開設した窓口のリフォーム相談日(毎月第2土曜日)に、作業日を合わせたことにより、在宅の障害者からの依頼が増えた。  持ち込まれた礼服や普段着、帽子などなんでも扱う。異なる体の障害に応じるとともにお洒落にも配慮し、着脱しやすいようマジックテープやファスナーを取り付けたり、裾直しなどを女性8人が分担して行う。材料費の実費のみ依頼者の負担。同センターを通しての依頼は、肢体不自由の人から820件、視覚障害者から180件で計1000件になった。  当初から活動する今田美江子さん(70)=森=は「活動日のみに作業をして持ち帰らないことが長続きの秘訣。よくやってきたなあと思います」と振り返る。よしださんは「とても着やすくなったと、喜んでもらえることがやり甲斐です。1000件はみんなの協力の積み重ねです」と話す。一緒に作業をしてくれる会員を募っている。
【問い合わせ】電話64・4424、よしださん
リフォーム相談日と作業日は毎月第2土曜日午後1時~同4時。
【問い合わせ】電話63・3008、同センター

【舞鶴】

写真=リフォームの作業をするメンバーたち