「ダイヤモンド・プリンセス」の外国人客へ 東舞鶴高生が「和」のもてなし 美術部書道部 うちわの絵付けなどで交流 【舞鶴】

「ダイヤモンド・プリンセス」の外国人客へ 東舞鶴高生が「和」のもてなし 美術部書道部 うちわの絵付けなどで交流 【舞鶴】

投稿日時:2014年6月20日

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大型外国クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6000トン)が6月15日、松陰の舞鶴港第2埠頭に寄港した。円満寺の西市民プラザでは、東舞鶴高校の生徒たちが日本文化を伝えようと、うちわの絵付けと書道体験で外国人客をもてなした。
 船客は約2100人で、8割が欧米を中心とした外国人客だった。同プラザでは、前回の寄港時同様に琴演奏や和雑貨販売などのおもてなしイベントが行われ、東高の美術部7人、書道部13人、ガイド補助の国際文化コースの生徒5人の25人も体験コーナーを設け、同校OBの京都北都信用金庫の職員らも協力した。
 美術部はこの日のために3週間かけ、和風で夏をイメージした朝顔や花火、風鈴などを200枚のうちわに描いて準備。絵柄を切り絵にした台紙も用意し、無地のうちわの上に置き、雲母(うんも)とにかわを混ぜた水彩絵の具を使って布や筆で絵付けを体験してもらった。書道部は絵柄の入ったうちわに、「海」「和」「祭」などから好きな漢字一文字を書き込んでもらうサポートをした。
 多くの外国人客が訪れ、美術部員たちは色や絵柄を選んでもらい、英会話や身振りで絵付けを指導。色鮮やかで文字の入ったうちわが完成すると、拍手をしたりポーズを取って喜び合っていた。予想を上回る反響で、200枚以上のうちわがプレゼントされた。
 タイ人のノワン・ナパーさん(61)は「とてもていねいに教えてもらえてすごく楽しかった。日本の良い思い出ができたので、うちわは額に飾ります」と喜んでいた。美術部部長で3年生の長井碧さん(17)は「色の浮き出させ方を伝えるのが大変でしたが、みんなで考えたアイデアが喜んでもらえて嬉しいです」と話していた。7月21日の寄港時にも行うことにしている。

写真=うちわの絵付けで外国人客と交流する東高美術部員