「みずなぎ高野学園」が産廃収集・運搬・処分業 府の認可受け発泡スチロール原料にリサイクル【舞鶴】

「みずなぎ高野学園」が産廃収集・運搬・処分業 府の認可受け発泡スチロール原料にリサイクル【舞鶴】

投稿日時:2007年1月12日

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 社会福祉法人みずなぎ学園(隅山充樹理事長)の運営する野村寺の知的障害者授産施設「みずなぎ高野学園」(定員40人)がこのほど、産業廃棄物の収集・運搬・処分業の認可を府から受けた。スーパーから発泡スチロールの魚箱を回収し、原料としてリサイクルするためペレット化して販売する自主事業に取り組んでいる。ごみを減らす循環型社会に役立つとともに、利用者の工賃アップを目指す。  高野学園では利用者が市リサイクルプラザで不燃ごみの分別の作業をし、活き活きと働く姿から社会に役立つ仕事の開拓をと考えてきた。その後2002年、喜多の豆腐容器製造メーカー「ヨコタ京都」の下請け事業として、製造過程で発生するプラスチックシートの残片を、施設内に設置する破砕機と再生機を使い再原料のペレットへと加工する仕事を開始した。  こうした仕事を自主事業として展開しようと、必要な資格の認可を府に申請し、昨年11月末から本格的に稼働を始めた。府内の障害者施設で産業廃棄物処理の事業をするのは初のケース。スーパー「フクヤ」の市内7店舗から週6日、魚箱やトレイをトラックで回収。多い日は1日約100キロも集める。  魚箱に張られた紙やシールを利用者らが手作業ではがし、大まかに砕いた後、同じ装置でペレット化する。ペレットは1時間に270キロでき上がり、平日で約1.5トンを仕上げている。下請け先に納入するほか、山形県新庄市の容器製造メーカー「ヨコタ東北」に売却。処理費用と売却益が入り、収益は以前に比べ3割増となっている。  高野学園では「まだ処理能力に余力があるので、電気製品などの梱包に使う発泡スチロールなど、処分に困っている事業者からの回収ルートを増やしたい」とする。

写真左=回収した発泡スチロールの魚箱からシールをはがす利用者ら
写真右=再資源化へ加工されたペレット

【舞鶴】