「ふれあいホーム 真愛」開設から1年 通い・宿泊・訪問サービス、地域の高齢者支援【舞鶴】

「ふれあいホーム 真愛」開設から1年 通い・宿泊・訪問サービス、地域の高齢者支援【舞鶴】

投稿日時:2008年3月28日

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住み慣れた地域で高齢者の在宅生活を支援しようと、社会福祉法人真愛の家が運営する北田辺の小規模多機能型居宅介護事業所「ふれあいホーム 真愛」が、開設から1年を迎えた。従来分散していた「通い」「宿泊」「訪問」のサービスを民家の一カ所で同じスタッフが担当し、本人や家族の急な要望にも柔軟に応えている。お隣の知人宅で預かるような親しい関係の中で支援を続け、お年寄りらも家庭的な雰囲気の中で笑顔を見せ穏やかに過ごす。  ふれあいホームは、カトリック西舞鶴教会そばの二階建て民家で、昨年2月から市内で初の小規模多機能型居宅介護事業を開始した。要介護認定を受ける城北中と城南中校区の高齢者を対象に、登録定員は22人。現在、市内には安寿苑が中舞鶴地区に1カ所運営する。  これまで「通い」など3つのサービスは別々の施設でスタッフも異なり、利用者と家族はとまどうことが多かったが、この事業では顔馴染みの安心感を持つことができる。また、高齢者の気持ちに向き合って臨機応変にサービスを変える▽24時間365日途切れることなく支援するなどが大きな特徴。迎えに行き朝食がまだならホームで朝食を取ったり、通いの時間延長、急な宿泊、夜間の訪問など様々なケースに応える。  中心となる「通い」では、利用者は野菜や食事作り、買い物、散歩など思い思いに自宅と同じ過ごし方をするほか、舞鶴幼稚園や地蔵盆での交流もした。地域との連携を目指し、自治会長らもメンバーとなる運営推進会議を開いたり、広報誌で情報発信する。  介護支援専門員で管理者の嵯峨根直宏さんは「急な時にも即対応できるメリットがあります。小スペースで利用者は安心して過ごし、家族からは笑顔が増えたと聞きます。今後は地域への浸透やボランティアの受け入れをもっと進めたい」と話す。  登録者は2月末で59歳~93歳の17人。介護度の平均は1.88で、認知症の症状はあっても体を動かせる人が多い。2月の延べ利用者は「通い」173人、「訪問」79人、「宿泊」46人。「通い」の1日平均は約8人。  真愛の家在宅福祉部部長でケアマネージャーの竹内知子さんは「経営的には厳しいですが、施設に預ける感覚ではなく、お隣で過ごすような感想を持ってもらいました。地域の元気な高齢者にもお茶を飲みに立ち寄ってもらえる場になれば」とする。サービス内容や料金などの問い合わせは電話75・0115、同事業所。

写真=家庭的な雰囲気の中、笑顔でレクリエーションを楽しむお年寄りら

【舞鶴】